日本・海外のフュージョンキーボーディストを聴いてみる


Yannick McCabe-CostaによるPixabayからの画像

今回は日本・海外のフュージョンキーボーディストを紹介する。

日本のフュージョンキーボーディスト

和泉宏隆

今回はフュージョンバンドのT-SQUARE(ティースクエア)の元キーボーディストの和泉宏隆の作曲とソロアルバムを紹介する。T-SQUAREに16年間所属後に脱退、それ以降はイージーリスニング系のピアノソロアルバムを定期的にリリースする傍ら、T-SQUAREの再結成ライブやアルバムのレコーディングに時折参加していた。2021年4月26日に心不全により、62歳で他界した。

深町純

今回はフュージョンキーボーディストの深町純を紹介する。ソロアルバムでシンセサイザーを駆使したり、海外のミュージシャンと共演をする一方で、井上陽水川口恭吾などのJポップアーティストのアルバムに参加していた。2010年に、大動脈解離によってこの世を去った。

向谷実

今回はフュージョンキーボーディストの向谷実を紹介する。ギタリスト野呂一生とともにCASIOPEA(カシオペア)を長年にわたって支えてきたが、2012年にCASIOPEA3rdとして再び活動開始する際にフュージョンキーボーディストの大高清美と交代する形で脱退した。パソコン、鉄道オタクでもあり、自身の事務所「音楽館」からパソコンゲーム専用の「Train Simulation」を定期的に制作、販売をしている。

佐藤博

今回はフュージョンキーボーディストの佐藤博を紹介する。1970年にプロデビュー。鈴木茂とハックルバックを結成、ティン・パン・アレーにも参加する。1980年にアメリカでドラムマシンに出会った彼は、帰国後に購入して「Awakening」をリリースした。ソロアルバムをリリースする傍ら、プロデュース活動にも注力し、2008年に青山テルマの「そばにいるね」の編曲も担当し、レコード大賞の優秀作品賞を受賞した。2012年10月24日に大動脈解離により、65歳で他界した。

松任谷正隆

今回はフュージョンキーボーディストの松任谷正隆を紹介する。松任谷由実の夫であり、彼女の良きパートナーでもある。当時フュージョンなどのインストゥルメンタルが流行していたのもあり、イージーリスニング系のアルバムにはよく参加していた。現在でもいきものがかりゆずなどの楽曲のアレンジも担当している。

塩谷哲

今回はフュージョンキーボーディストの塩谷哲(しおのや さとる)を紹介する。サルサを日本に広めた元Orquesta De La L(オルケスタ・デ・ラ・ルス)のピアニストで、1996年まで活動後ソロデビュー。元T-SQUAREのサックスプレイヤー本田雅人らとFour Of A Kind(フォー・オブ・ア・カインド)を結成している。現在はNHK教育番組で曲提供を行っている。

世界のフュージョンキーボーディスト

ジョー・ザヴィヌル(Joe Zawinul)

今回はフュージョンキーボーディストのジョーザヴィヌルを紹介する。Miles Davis(マイルスデイヴィス)グループのメンバーであり、Weather Report(ウェザーリポート)のキーボーディストでもある。また、ジャズミュージシャンのCannonBall adderley(キャノンボールアダレイ)のグループに参加していた時に、代表曲「Mercy Mercy Mercy(マーシー・マーシー・マーシー)」を作曲した。2007年9月11日に皮膚がんにより75歳で他界した。

ジョー・サンプル(Joe Sample)

今回はフュージョンキーボーディストのJoe Sample(ジョーサンプル)を紹介する。フュージョンバンドのCrusaders(クルセイダーズ)のメンバーであり、ソロでも「Rainbow Seeker(虹の楽園)」などの傑作を放つ。またSteely Dan(スティーリーダン)やHerp Albert(ハープアルバート)などのレコーディングにも参加していた。2014年9月13日に75歳でこの世を去った。

ハービーハンコック(Herbie Hancock)

今回はフュージョンキーボーディストのHerbie Hancock(ハービーハンコック)を紹介する。Miles Davis(マイルスデイヴィス)の「黄金のカルテット」の一人であり、1970年代からはマイルスの影響でエレクトリックに傾倒してアルバム「Head Hunters(ヘッドハンターズ)」、1980年代には、アルバム「Rock It(ロック・イット)」をリリースした。

リチャードティー(Richard Tee)

今回はフュージョンキーボーディストのRichard Tee(リチャードティー)を紹介する。彼のキャリアはモータウン専属のミュージシャンからスタートし、1970年代には、フュージョンバンド・Stuff(スタッフ)のメンバーとして活動する。また、Lee Ritenour(リーリトナー)やGrover Washington Jr(グローバーワシントンJr)の作品にも参加する。

チックコリア(Chick Corea)

今回はフュージョンキーボーディストの チックコリア(Chick Corea) を紹介する。元々はジャズピアニストだったが、 Miles Davis(マイルスデイヴィス) のグループに参加したことがきっかけになり、1972年にReturn To Forever(リターントゥフォーエバー)を結成する。その後もピアニストとして活躍を続けたが、2021年に79歳でこの世を去った。

ヤンハマー(Jan Hammer)

今回はフュージョンキーボーディストの Jan Hammer(ヤン・ハマー)を紹介する。チェコスロバキアに生まれ、アメリカに渡航後にMahavishnu Orchestra(マハヴィシュヌ・オーケストラ)に加入。それ以降、多くのミュージシャンのサポートをする。1980年代には、アメリカの人気ドラマ「MIAMI VICE(マイアミ・ヴァイス)」のテーマでグラミー賞を獲得した。

デヴィッドフォスター(David Foster)

今回はフュージョンキーボーディストの デヴィッドフォスター(David Foster) を聴いてみる。1970年代からセッションミュージシャンとして活動し、プロデューサーに転身後は、Barbra Streisand(バーブラ・ストライサンド)やCéline Dion(セリーヌ・ディオン)多くの有名アーティストの曲をヒットに導く。ソロでも冬季オリンピックのテーマや映画のテーマを作曲するなど大きな成功を収めた。

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