フュージョンバンド・ピラミッドを聴いてみる。

PhotoVisionによるPixabayからの画像

今回はフュージョンバンドのピラミッドを紹介する。

最強の三人トリオ

ピラミッドは2005年に、元T-SQUAREの和泉宏隆、元カシオペア(現在はカシオペア3rdのサポートメンバー)の神保彰、ギタリスト・プロデューサーの鳥山雄司の三人によって結成された。

高校時代からのバンド仲間だった三人は、2003年にピラミッドの前身である「O!kay Boys(オーケーボーイズ)」を結成し、後にピラミッド(Pyramid)と改名した。

多くのアーティストのアレンジャーとして活躍した鳥山、T-SQUAREのメロディーメイカーであり、ソロでもピアニストとして活躍している和泉、カシオペアのリズム隊として、多彩なビートを創り出す神保らが織りなすアンサンブルは、インストゥルメンタルの理想を見事なまでに具現化している。
また、彼らが影響を受けたであろう、デオダート、ラムゼイルイス、クルセイダーズなど多くのフュージョンミュージシャンの曲をカバーしている。
しかし、このブログを書いている最中に残念な知らせが入った。和泉宏隆が急性心不全で他界したという。このニュースが目に飛び込んできたとき、この記事は嘘であってほしい、遅すぎたエイプリールフールだと。
だが、事実は変わらない。また一つ、音楽の灯がひっそりと消えたのだ。

もうショックすぎて何もしたくない気分である。最近ただでさえ筆不生で文字数が少なくなっているところに、この知らせはフュージョンファンにはあまりに残酷である。これに報いるには今よりもっとマシな記事を書くことかな。が、とにかく何も考えたくない。

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