フュージョンキーボーディストの向谷実を聴いてみた

Yannick McCabe-CostaによるPixabayからの画像


今回はフュージョンキーボーディストの向谷実を紹介する。

カシオペアのメンバーである

カシオペアの参加は1977年にヤマハ主催のEAST END77の時。野呂一生から向谷のエレクトーンの実力をかわれて、カシオペアに加入。優勝はならなかったものの、前年と同様決勝に進出した。

カシオペアの楽曲の大半は野呂による作曲で、向谷の作曲のペースはアルバム毎に1曲程度だったが、櫻井、神保が脱退してからの1990年代以降は、2、3曲に増えた。向谷は作曲こそ野呂ほど多くないものの、全盛期のカシオペアサウンドを築き上げた立役者である。しかし、2012年にカシオペア3rdとして活動再開する際に脱退している。

ソロアルバム

向谷は「三国志3」「戦国無双2」などのコーエーテクモゲームスのサウンドトラックを手がけている。特に三国志3の「英傑決起」「旗鼓の間」は往年のカシオペアを思わせるシンセサイザーサウンドである。また、パソコン、鉄道オタクである彼は、自らのレーベル「音楽館」からパソコン用の鉄道シミュレーションゲームを発売している。今や音楽関係の収益よりも鉄道関係の収益が上回っているという。

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