日本・海外のフュージョンベーシストを聴いてみる
日本・海外のフュージョンベーシストを紹介する。
日本
須藤満
今回はフュージョンバンドのT-SQUAREのベーシストである須藤満の楽曲を紹介する。1987年にT-SQUARE(当時はTHE SQUARE)に加入し、以後10年以上にわたってベースを務める。現在でもスクエアの活動に関わりつつ、フュージョンバンドのTRIXでも活動している。
櫻井哲夫
今回はフュージョンベーシストの櫻井哲夫を紹介する。元カシオペアのベーシストであり、現在はソロで活動し、リーダーアルバムをリリースする傍ら、カシオペアのドラマー・神保彰やベーシスト・日野賢二とのユニットでの活動、TMネットワークなどのアーティストのレコーディングに参加した。
鳴瀬喜博
今回はフュージョンベーシスト・鳴瀬善博を紹介する。1970年代から、カルメンマキなどのミュージシャンのバックメンバーとして活動。1990年からカシオペアのベーシストとしても活躍する傍ら、うるさくてごめんねバンドや野獣王国などを結成してベースの道を追求している。
青木智仁
今回はフュージョンベーシスト・青木智仁を紹介する。1980年代から角松敏生のサポートをしており、同じくバンドメンバーだった本田雅人らと、2002年に「Four Of A Kind」を結成し数枚のアルバムをリリースしている。2006年に49歳の若さでこの世を去った。
海外
マーカスミラー
今回はフュージョンベーシストのマーカスミラーを紹介する。マイルスデイヴィスのグループに参加したり、様々なミュージシャンのサポートメンバーとして活躍したりと、「何でも屋」の異名を持つ。R&Bやファンクの可能性を最大限に押し広げた、彼のメロディアスなスラップベースは、他の追随を許さない。
ジャコパストリアス
今回はフュージョンベーシストのジャコパストリアスを紹介する。ウェザーリポートのメンバーとして活躍し、自身のビッグバンドを率いていた彼は、晩年は精神疾患に苦しみ、不慮の事故で35年の短いい人生を終えた。現在でも彼は、後世のミュージシャンに影響を与えている。
ウィルリー
今回はフュージョンベーシストのウィル・リーを紹介する。フロリダのマイアミで活動していたが、ランディブレッカーの誘いでジャズロックバンドのドリームズのオーディションに参加して以来、ブレッカ―ブラザーズやボズスキャッグスなどのジャズやAORミュージシャンのバックメンバーとして活躍した。
スタンリークラーク
今回はフュージョンベーシストのスタンリー・クラークを紹介する。1972年にチック・コリアと「リターントゥフォーエバー」を結成し、フュージョン草創期から半世紀にわたって活躍してきた。2010年には上原ひろみが参加したアルバム「スタンリー・クラークバンド」でグラミー賞を受賞した。
トニーレヴィン
今回はフュージョンベーシストのトニーレヴィンを紹介する。ジョンレノンやポールサイモンのアルバムに参加し、80年代にはキングクリムゾンのサウンドを支えた。数少ないチャップマン・スティックの使い手であり、キングクリムゾン「エレファントトーク」などでそのプレイを聴くことができる。