アシッドジャズバンドは何がおすすめ?
今回は海外と日本のアシッドジャズバンドを紹介する。
アシッドジャズについて
アシッドジャズ入門
初心者の方は「ブランニューヘヴィーズ」、「インコグニート」、
「ヤングディサイプルス」、「ジャミロクワイ」をオススメする。
アシッドジャズがどのような音楽かが概ね分かるようになっている。
中級・上級向け
「Us3」、「ガリアーノ」、「マザーアース」
、「ジェームス・テイラーカルテット」、「コーデュロイ」をオススメする。
ある程度ジャズを知っていた方が楽しめるのがこの部類。「US3」はジャズのサンプリングでラップをする先駆けとなり、「ジェイムステイラーカルテット」は1960年代に流行したモッズの影響を受けている。
日本のアシッドジャズ
「United Future Organization」や「Kyoto Jazz Massive」、「Mondo Grosso」をオススメする。
彼らは同時期に結成され、紆余曲折を経ながらも現在まで活動を続けている。(ちなみにKyoto Jazz Massiveの沖野修也はMondo Grossoのマネージャーをしていた。)
番外編
アシッドジャズバンドではないものの渋谷系「オリジナル・ラヴ」のアルバム「結晶」は、アシッドジャズの影響を大いに受けている。
また、日本のクラブミュージックを牽引してる「ジャズトロニック」はアシッドジャズの影響を受けつつも独自の路線を究めている。
最近であれば2010年代のシティポップスの代表的なバンド「Suchmos」は必聴。
まとめ
いかがだろうか?
彼らの曲を聴くと、アシッドジャズと一口で言っても、決してどれも一様ではないのがお分かりいただけると思う。
しかし、ここに挙げたバンドはほんの人握りにしか過ぎず、1990年代に多くのバンドが現れては知らぬ間に消えていった。
一度廃盤になるとよほどのことがない限り再発されることはない。それがいずれはレアグルーヴとなって陽の目を見るだろう。
ぜひクラブや中古レコード店を回ってみてほしい。
きっと誰もが忘れている名盤に出会えるかもしれない。
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