フュージョンバンド・リターントゥフォーエバーを聴いてみる。

StockSnapによるPixabayからの画像



今回はフュージョンバンド「リターントゥフォーエバー(Return to Forever)」を紹介する。

チックコリア(Chick Corea)を中心に結成され、1972年にアルバム「Return to Forever」でデビューした。
第一期はチックコリアのエレクトリックピアノとラテン音楽を取り入れたイージーリスニング的な作風が特徴である。
第一期のメンバーはスタンリー・クラーク(ベース)、ジョー・ファレル(サックス、フルート)、アイアート・モレイラ(ドラム)、フローラ・プリム(ボーカル、パーカッション)が参加した。

チックコリア名義だが、実質デビュー作のアルバム。ファンの間では通称「カモメ」と呼ばれている。

リターントゥフォーエバー名義になって初のアルバム。代表曲「Spain」が収録されている。



1973年に、ジョー・ファレル、アイアート・モレイラ、フローラ・プリムが脱退して、ビル・コナーズ(ギター)、レニー・ホワイト(ドラム)を迎えて第二期に突入する。

サードアルバム「第7銀河の讃歌」は、リターントゥフォーエバーがロック路線へと転換したマイルストーン的作品である。
1974年にビル・コナーズが脱退し、アルディメオラが加入するとさらにロック色が強まった。

4thアルバム「銀河の輝映」は、アルディメオラの超絶技巧のギタープレイが楽しめる作品になっている。このコンセプトは次のアルバムでさらに進化を遂げることになる。

1976年、5thアルバム「浪漫の騎士」で、彼らのロック路線は頂点に達する。
しかし、このアルバムを最後にアルディメオラとレニーホワイトは脱退し、第二期が終わった。
2021年2月10日にチックコリアはこの世を去った。
今後彼のステージを見ることはないが、彼の偉業は後世に語り継がれるだろう。
ご冥福をお祈りします。

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