フュージョンギタリスト松原正樹のソロ 松任谷由美の「セシルの週末」


PexelsによるPixabayからの画像

こんにちは、今年のおみくじが大吉だったNULLだよ(^^♪

今日は松原正樹がギターソロをしていた松任谷由美の「セシルの週末」を紹介するよ。

高校2年生の時だったか、NHKのBSでゴールデンサークルというライブ番組がやっていた。

松任谷由美・松任谷正隆夫婦、ジュンスカイウォーカーの寺岡とミスターチルドレンの桜井、ゆずの二人組という豪華なラインナップが出演してて、思い思いにユーミンの歌やゆずの歌をカバーしあうという豪華なライブだった。

その時に桜井と松任谷が歌っていたのが「セシルの週末」。さすがは天下の桜井。何を歌っても自分の歌にしてしまう。その当時桜井は大病を克服して「HERO」「くるみ」「Sign」「未来」「しるし」と立て続けにヒット曲を連発していた。

今でこそ、お酒のCMに出演して落ち着いてしまった感があるけど、本当にすごかったんだわあの頃のミスチルは。(上の世代の方は1990年代の方がもっとすごいという意見もあるとは思うけど。俺の場合リアルタイムが2000年代だったから。)



わき道にそれた(^_^;)

「セシルの週末」の世界観なんだけど、お洒落な不良少女(決してスケバンのことではない。)が恋人に出会って改心してしまうお話である。

「下着は黒で、欲しいものは何でもくすねてきた」そうだ。

なんちゅう奴や。こんなこと書いてカッコいいのはユーミンくらいやろ。良い子はそんなことして道を踏み外したら絶対あかんで。

ファンに怒られそうなのでマジに解説すると、松任谷由美の相棒と言ってもいいくらいのギタリスト松原正樹はこの曲のギターパートを担っている。

聴いてみた感じ、低音の重々しいギターリフが曲の最初から最後まで鳴り響いている感じ。でも曲自体は暗いというわけではない。TOTOを彷彿とさせるウェストコーストロックのような爽快感あふれる曲である。そして最後は泣きのギターソロで曲の最後が締めくくられる。

このギターの音はレスポールだろうか?あまりギターに詳しいわけではないから何とも言えないけど。(後で調べてみたけど、松原はオールドタイプのギブソン ES-335を好んで使っていたそう。それでも、この曲で使われていたかはわからない。。。)

松原正樹の関連記事↓

この曲もそうなんだけど、収録アルバム「時のないホテル」はユーミンの闇(病み)の世界観にどっぷり浸かれる隠れた名盤なのだ。ファンの間でもこのアルバムを気に入ってる人が結構いるんだって。

「セシルの週末」は松原のギターだけど、他にも鈴木茂(ティンパンアレーの元メンバー)、今剛(フュージョンバンド・パラシュートで松原と一緒だった人)もアルバムに参加しているんだよ。(どの曲で弾いているのかと言われるとあまり当てられる自信はない。)

「Miss Lonely」というマイケルマクドナルドがいた後期のドゥービーブラザーズを思わせる楽曲も聴いてみたんだけど、半島へ戦争に行ったきり帰ってこない恋人を50年待ち続けるという悲しい曲なんだ(´;ω;`)

半島ってあの朝鮮半島のことかな。でも50年だから年代的に合わないような気もするが。。。

バルカン半島なら第一次世界大戦の可能性もあるけど、それもなんか違う気がするな。。

それにしてもユーミンの想像力って本当にすごいわ。

現代のシティポップスしか聴かない人にもおすすめできるので、ぜひ。

そうだ、言い忘れてたけどアルバムの最後の曲「水の影」は、NHKの『探検ロマン世界遺産』エンディングテーマだった。思い出した。そういや高校の時に放送されてたな。「セシルの週末」に気を取られて、アルバムじっくり聴いてなかったな。

自分の中の弱みというか深く隠していた言葉にならない感情を掘り下げられたような気分になったというのが聴いてみた感想。

もう正月過ぎたけど、次の休みの前にこの曲はおススメかもね。あんまり仕事前は聴かない方がいいかも。何もかも嫌になりそうだから。


Follow me!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *