フュージョンドラマーのジェフポーカロを聴いてみる
今回はフュージョンドラマーのジェフポーカロを紹介する。
1974年にスティーリーダンの「嘘つきケイティ」でプロとしてデビューして以来、ボズスキャッグスやマイケルジャクソンなどのドラムサポートを務めた。
TOTOのドラマーとして活躍
「Rosanna」
TOTOの代表曲。ここで演奏されているポーカロシャッフルはスティーリーダンでプレイしたバーナードパーディとレッドツェッペリンのジョンボーナムをミックスさせた凄技である。
「I’ll Supply Of Love」
1stアルバム「TOTO」の代表曲。終盤のダンサブルなドラミングが聴ける。スティーブポーカロの煌めくシンセとの掛け合いはプログレッシブロックのようで、初期のTOTOは音作りからリズムまで非常に面白い。TOTOは、この頃はアメリカンプログレハード(渋谷陽一氏の造語)とカテゴライズされていた。
Airplayなど数多くのレコーディングをこなしたスタジオ・ミュージシャン。
Airplay「Romantic」
デヴィッドフォスターとジェイ・グレイドンがタッグを組んだAirplayにもマイク・ベアードとともに参加したが、二人のドラムのプレイスタイルが似ていたことと、当時のアルバムに曲ごとのクレジットが記載されていなかったため、どちらがどの曲を担当したのか本人たちすら分からなくなっていると言う。