AORバンド・スティーリーダンの「Dirty Work」に幻滅した理由
こんちは、NULLだよ(^^♪
今回は、AORバンドのスティーリーダン(Steely Dan)の代表曲「Dirty Work」を紹介するよ。
https://open.spotify.com/track/0s1aSsYlLIEiy16LjFWbdp
イントロは儚げなオルガンと寂しくかすれたようなホーンが響き、サビは心痛なボーカルが印象的な厭世感あふれる曲。。
俺はこの曲が好きだけど、歌詞には何が書かれているのか調べもせず聴いていた。(歌詞を知ってしまうと抱いていた曲のイメージが変わるようで怖いんだよね。洋楽ファンでもそういう人いるよね。まさか俺だけかな。)
ところで今年はなんだか不倫に絡んだ話題が多かったよね。(正直もっと大事なニュースあるだろというくらい食傷気味だけど。)
何でこの話をするかというと、身も蓋もない話だけど「Dirty Work」という曲が不倫がテーマになっているから。(歌詞和訳を調べてみたらそういう内容だった。)
歌詞はダンナが留守にしていることをいいことに、互いに家で乳繰り合っているというレイモンドカーヴァ―の小説に出てきそうな内容です。
このクソ豚ヤロウどもがっw(゚Д゚)w
だけど奥様の秘め事に付き合わされる男も、そろそろ見切りをつけたいけど止められない止まらない状態に。
そりゃなくならないわけだ、浮気も不倫も。(おっと、肯定してないからくれぐれもするなよ。ダチョウ倶楽部の「やるな」ってことは「やれ」ってことだよね的なギャグではないからな。)
そんなわけでスティーリーダンには少し幻滅しているのであります。
だいたい「Dirty Work」に限らず、スティーリーダンって歌詞が生々しいんだよね、、あんなにお洒落な音楽なのに。
おまけに1stアルバム「Can’t Buy A Thrill」は娼婦が客を捕まえるために、壁にもたれかかって待ち伏せしているジャケットだし。(スペインでは卑猥だということで、ジャケットカバーは彼らの演奏風景に差し替えられたとか。)
正直デビューアルバムくらいカッコよくしたいじゃん。もうここからしてただモノじゃない感が半端ない(⊙_⊙;)
多分プロデューサーもただモノではなかったんだろうな。
もうね、音楽だけを求めてるなら、あえて歌詞は調べない方がいいかもね。音楽と歌詞のギャップがありすぎるというか。
でもこういうヒネクレ具合もまたスティーリーダンの一つ魅力でもあるかもしれないよね(滝藤賢一風に言うと)。
ちなみにこのアルバムでは、ボーカルはドナルドフェイゲンではなくてデヴィッド・パーマーが歌っていたんだ。
ドナルドフェイゲン本人はあがり症だったからボーカルしたくなかったみたいだけど、周囲からの勧めでボーカルをするようになったそう。
根っからの職人気質なんだな(︶^︶)
そしてその職人気質が災いして、次第にバンド内に不穏な空気が流れることに。(続きは別記事で。)
他にも「Can’t Buy A Thrill」には、「Do it again」「Reelin’ in the Years」も収録されているので、ぜひ聴いてみてん[]~( ̄▽ ̄)~*