AORバンド・エアプレイの名盤「ROMANTIC」って何? 

Tobias RehbeinによるPixabayからの画像


今回はエアプレイのアルバム「Romantic」について紹介する。

このアルバムを初めて聴いた時、CDはジェイグレイドンによってリマスターされたバージョンだった。

まだ2010年代後半のシティポップスのリバイバルが起こる前、山下達郎やT-SQUAREの次に必ずこのアルバムを聴いていた。

毎日聴いていても飽きがこず、常に新しい発見がある、そんなアルバムだった。

アルバム収録曲

AIRPLAY  「Stranded」

イントロからヴォーカルとギター、シンセ、ドラムの畳み掛ける展開に、リスナーは圧倒されるに違いない。フュージョンファンからも熱烈に支持されているアルバムで、40年たった今もフォロワーを増やし続けている。

AIRPLAY 「After The Love Is Gone」

この曲はアース&ウインド,ファイアーへ提供曲で、デイヴィッドフォスターとビルチャンプリン、ジェイグレイドンの共作である。

ジェイグレイドンも自身のソロアルバムでセルフカバーしている。

Jay Graydon 「After The Love Is Gone」



メンバー

デイヴィッドフォスター(キーボード)

 

 

「Love Theme from St. Elmo’s Fire (Instrumental)」

現在放送中のテレビ東京の「風景の足跡 」を観ている方ならご存知かもしれない。

ジェイグレイドン(ギター)

スティーリーダン 「Peg」

この曲のギターソロはジェイグレイドン。

ジェイグレイドンの関連記事

トミーファンダーバーグ(ヴォーカル・バックヴォーカル)

エアプレイ結成の中心人物。

2005年に初のソロアルバムを出した。長年、他のアーティストとのセッションをしていたものの、いままでソロでの活動がなかったことが驚きである。

トミーファンダーバーグ 「Remember Our Love」

JA●RACににらまれたくないので公式チャンネルリンクだけ貼っておいた。↓

トミーファンダーバーグ Remember Our Love



ビルチャンプリン(ヴォーカル・バックヴォーカル)

元シカゴのメンバー。

エアプレイではヴォーカルだけを担当しているが、ギター、キーボードの両刀使いである。

シカゴ 「Look Away」

 

ビルチャンプリン「Satisfaction」

これだけの歌唱力に恵まれながら、所属しているバンドはあまり人気が出ず、デイヴィッドフォスターに見いだされるまで長い不遇の時を過ごしていたそうだ。

アース&ウィンド,ファイアーの「After The Love Is Gone」やジョージベンソンの「Turn Your Love Around」の作曲者の一人でもあり、シカゴではピーターセテラ脱退後はメインボーカルとして活躍していた。

マックスカールグロネンタール(ヴォーカル・バックヴォーカル)

グランドファンクレイルロードのボーカル、ギター。

「We’re American Band」のイントロに注目。

B’zの「Blowin’」のイントロのドラムはここから影響をうけたのかもしれない。

ちなみにギターを弾いているのがマックスカールである。

グランドファンクレイルロード 「We’re American Band」

トム・ケリー(ヴォーカル・バックヴォーカル)

TOTOのバックヴォーカルをしていた。

作曲家でもマドンナなどへの提供曲がヒットしている。

最近は引退してゴルフを楽しんで悠々自適な生活を送っているとか。

 

マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」

ジェフポーカロ(ドラム)

TOTOの初代ドラマー。

「ロザンナ」のポーカロシャッフルは有名。

残念ながら1992年に殺虫剤のアレルギーによって38歳でこの世を去ることになった。

 

TOTO 「ロザンナ」



マイク・ベアード(ドラム)

ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ケニー・ロギンス、松任谷由実、浜田省吾など、数多くの有名アーティストのセッションドラマーを務めた。

マイクベアードは、アメリカが誇るプログレハード「ジャーニー」のアルバム『Raised On Radio〜時を駆けて』のコンサートツアーのサポートドラマーを務めている。

デイヴィッドハンゲイト(ベース)

TOTOのベーシスト。

デイヴィッドハンゲイト 「Lament」

スティーブルカサー(ギター)

TOTOのギタリスト。フュージョンでも活躍し、ラリー・カールトンとの共演も果たしている。

「Run To Me」

スティーブポーカロ(シンセサイザープログラミング)

TOTOのキーボーディスト。

「Dream My Darling」

ピートロビンソン(シンセサイザープログラミング)

キーボーディスト。最近はテレビや映画音楽を中心に活動している。リフレクターピアノの発明者でもある。

リフレクターピアノ実演の様子

シンセサイザーのピアノ版というところだろうか?

調べてみたが、その実態はよくわからなかった。


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