AORバンド・アンブローシアを聴いてみる

StockSnapによるPixabayからの画像

今回はAORバンドのアンブロージアを紹介する。

アンブロージアは、1980年にリリースされた「One Eighty」に収録されている「Biggest Part Of Me 」が代表曲で有名である。

この曲はアダルトコンテンポラリーチャート最高位5位までに上り詰めた。

驚くべきは「Biggest Part Of Me 」以外の曲を聴いた時。

あれ、なんかこの曲と比べて他の曲、雰囲気が違うな。

AORなんだけど、妙にプログレっぽい。

それもそのはず、元々アンブロージアはプログレバンドとして出発したから。後期になるとAORに傾倒するようになる。

初期のころはプログレッシブロックバンドのアランパーソンズプロジェクトと共同制作することもあった。

しかし、アルバムの「One Eighty」を聴いてみると若干プログレの名残はあるものの、AORではある。しかし、そのなかでも「Biggest Part Of Me 」は何かが違う。まるで別の人間が作曲したものが知らずに挿し込まれているような違和感があるのだ。
それくらいギャップが激しい。

曲調が近いものをあげてみるなら「How Mach I Feel」ぐらいだろうか。

 

それにしても「Biggest Part Of Me 」はドラム、シンセ、コーラスワーク、どれをとっても高クオリティで、AORのお手本のようなものである。 ちなみに他の曲もぜひ聴いてみてほしい。個人的には「Kamikaze」をおすすめする。ニューウェーブの香りがする佳曲である。

ちなみにAORバンドのTOTOも同時期に活躍していた。初期のTOTOもプログレとして括られていた。

同じカテゴリーにいたフォリナーも後期はAORに変化していったので、プログレからAORへの流れは必然だったのかな?

そういえば、ジャーニーもプログレッシブロックだったけど、「Open Arms」ってAORっぽいような気がする。

では、これで。

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