フュージョンキーボーディスト・デオダートの「Super Strut」を聴いてみる。


PexelsによるPixabayからの画像



こんちは、NULLだよ(^^♪

最近はCTIレコードのミュージシャンの曲を聴いていたりするよ。

今回はフュージョンキーボーディスト・デオダートの代表曲「Super Strut」を紹介するよ。

この曲は、ファンクの軽快なリズムと終始繰り返されるコード進行が特徴的。

作曲者であるブラジル出身のデオダートはCTIレコードを代表するミュージシャンで、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、ジョージガーシュインの「ラプソディーインブルー」のカバーで有名。

初期のクロスオーバー(後にフュージョンと呼ばれる)にはウェザーリポートやリターントゥフォーエバーと同様に必ずと言ってもいいくらいこのお方が取り上げられる。

とは言っても、実はこの曲がデオダートだとは知らなかったんだよね。

最初にこの曲を聴いたのはあるアシッドジャズバンドがきっかけ。

The Apostlesの「Super Strut」を聴いた時は、まさかこの曲が1970年代初頭にブラジルのミュージシャンが作曲したとは思ってもみなかったのだ。

当時のクロスオーバーはジャズとロックが無理のある感じで同居していて、どこか居心地の悪い印象があるんだけど、「Super Strut」を聴いた感じ、どの70年代のフュージョンとも趣が違うし、あまりにも完成されすぎているというか。

おそらくデオダートを知らない人にこの曲を聴かせて、最近のスムースジャズの曲だと言ったら、信じる人けっこういるんじゃないかな?

そのくらいデオダートは先進的な音楽をやってたんだよね。

ギターはジョン・トロペイ、ドラムはビリー・コブハムが担当。

1980年代にはオランダのフュージョンバンドの「Fruitcake」も「Super Strut」のカバーをしているよ。

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