AORバンドのウィルソンブラザーズを聴いてみる
今回はAORバンドのウィルソンブラザーズを紹介する。
1979年リリースのアルバム「Another Night」はAORの名盤として語り継がれている。
Take Me to Your Heaven
イントロからのTOTOのギタリスト・スティーブ・ルカサーのハイトーンギターが美しい彼らの代表曲。現在もAORのコンピレーションアルバムには必ずと言ってもいいほど収録されている。80年代のエアプレイを模範とした派手で過剰気味ななAORに比べて、70年代はどこか牧歌的である。
JDサウザーやドゥービーブラザーズもAORでありながらもカントリーっぽさがあったり、切なさが残る後味が好きだった。
ウィルソンブラザーズはスティーブウィルソン(Steve Wilson (Vo, G)),ケリーウィルソン(Kelly Wilson (Vo, G, Key))の兄弟デュオ。
某ショッピングサイトで販売されていた彼らのアルバムのレビューには、「歌が下手くそ」とこき下ろしていたコメントが散見されていた。
確かに彼らの歌は決して上手ではない。
しかし照り付ける西海岸には彼らの飾らない歌声がとてもよく似合う。
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