フュージョンキーボーディストのハービーハンコックを聴いてみる

Yannick McCabe-CostaによるPixabayからの画像

今回はフュージョンキーボーディストのハービー・ハンコックを紹介する。

マイルスデイヴィスグループの一員として

1963年からマイルスデイヴィスのグループのメンバーとして活動、1968年まで在籍している。

当時のメンバーである、ウェインショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスの4人は「黄金のクインテット」と呼ばれている。

エレクトリックサウンドを導入

マイルスデイヴィスグループから脱退後、1973年にファンク色の強いアルバム「ヘッドハンターズ」をリリース。ビルボードのジャズチャートでは最高位一位、総合アルバムチャートでは20位以内にはいるなど、フュージョンアルバムの最大傑作の一つである。メンバーはサックスのベニー・モウピン、ドラムのハーヴィー・メイソン、ベースのポール・ジャクソン。
1998年にハービー以外のオリジナルメンバーで再結成された。(ハービーはゲストとして参加。)

アコースティックジャズへの回帰

1976年にV.S.O.P.クインテットを結成した。あくまでライブバンドであり、ライブ・アルバムは4枚スタジオ・アルバムは1枚しか残されていない。

1970年代はジャズの派生ジャンルのフュージョンが全盛で、アコースティックジャズがかつての人気を失っていた中で、ハービーたち「黄金のクインテット」が、アコースティックジャズの新しい形を示した。

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