フュージョンギタリストの今剛を聴いてみる
今回は今剛を紹介する。
長髪がトレードマークの今剛は、フュージョンギタリストとして活動しながらも、多くのJ-popアーティストと共演し、信頼を勝ち取っていった。
元パラシュートのメンバー
1979年にセッションミュージシャンとして活躍していた松原正樹と林立夫を中心に結成されたフュージョンバンド。
松原と今のトリッキーでメロウなギターはここから形作られていった。
ちなみにソロ作品は2つしか無い。
ソロ作品は、代表曲「AGATHA」が収録されている「STUDIO CAT」と2009年にリリースされた「2nd ALBUM」の2枚だけである。
「AGATHA」と「ZIG-ZAG」はパラシュート時代の今の代表曲だったのをセルフカバーしたもの。
宇多田ヒカルの名曲に参加
今は、J-pop最大のセールスを記録した宇多田ヒカルのデビュー曲「Automatic」に参加していた。今の見せ場は終盤になるが、R&Bの複雑なリズムでも泣きのブルースギターで存在感を示せる彼は紛れもなく天才である。他にも福山雅治、井上陽水、矢沢永吉などのビックネームとも共演している。