フュージョンギタリストの大村憲司を聴いてみる

今回はフュージョンギタリストの大村憲司を紹介する。

フォークグループ「赤い鳥」に参加していた。

大村は1972年~1973年まで赤い鳥に参加していた。赤い鳥と言えば音楽の教科書に載っている「翼をください」で有名なフォークグループだが、1973年リリースのソフトロック色の強い「祈り」は彼らのキャリアの中でも異色のアルバムである。また、大村のソングライティングやギタープレイがグループの中で重要な位置を占めるようになる。大村はこのアルバムを最後に脱退している。M5、M9、M13は大村の音楽性が反映されていて、必聴。

代表曲「レフトハンデッドウーマン」

1stアルバム「ファーストステップ」に収録されている彼の代表曲。「タイフーン」でウェスモンゴメリー風のジャズギターをプレイしたと思いきや、「リズムロード」で激しいブルースギターをプレイし、彼の底知れぬ表現力の幅の広さを知らしめた一枚。

大貫妙子のアルバムに参加

1977年にリリースされたアルバム「SUNSHOWER」の収録曲。シュガーベイブ解散後の彼女の2ndアルバム。間奏で大村のブルージーなギターを聴くことができる。

山下久美子のヒット曲をアレンジする

山下久美子のヒット曲「赤道小町ドキッ」のアレンジを担当する。他にも大江千里や本田美奈子の楽曲のアレンジも手掛けている。

夜空に流星が輝いた夜に旅立つ

1998年にしし座流星群が夜空に瞬いているさなか、大村は肝硬変により49歳であの世へと旅立った。

高中正義はそのエピソードにちなんで、彼への追悼曲「獅子座流星群」を作曲した。




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