フュージョンギタリストのジェイグレイドンを聴いてみる


Free-PhotosによるPixabayからの画像

今回はAORバンドのエアプレイに参加したギタリスト・ジェイグレイドンについて紹介する。

ラリーカールトンやリーリトナー、スティーブルカサーは知ってたけど、この方に関してはノータッチだったので、一通り調べてみた。やはりジェイグレイドンを知らずしてAORを語れないので、代表曲を3曲あげてみたよ。
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ジェイグレイドンの代表曲

AORバンド・スティーリーダンの名曲でソロギターとして参加。


小柳ゆきの「Fairy Land」を聴いてみればわかるけど、イントロはもろにこの曲の影響を受けていることがわかる。
確かにスティーリーダン自体、AORの教科書的な存在だからアレンジャーやってる人で知らない人はいないはず。そしてこの曲のギターソロにジェイグレイドンが採用された。それもオーディションで有名な一流ギタリスト6人をドナルドフェイゲンはことごとく落としまくった後に。
傾向としては、同じくAORバンドTOTOのスティーブルカサーのロックテイストなギターに近い。とにかく情熱的でロマン派なギタリストである。


AORの名曲のセルフカバー


当時デヴィッドフォスターがプロデュースしていたアース&ウィンド・ファイアーに提供された名曲。エアプレイでもカバーされていたこの曲を、作曲者の一人であるジェイがクワイエット・ストーム風にセルフカバーした。同様に作曲者であるビルチャンプリンはここでも渋いボーカルを披露している。ちなみにジェイグレイドンのアルバム「AIRPLAY FOR THE PLANET」は1990年代AORの名盤として申し分のないクオリティである。テイストが似ている角松敏生もおすすめなのでぜひ聴いてほしい(実は角松のアルバム「REASONS FOR THOUSAND LOVERSにもジェイは参加している。)。
 

ネイビーシールズのテーマ曲

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映画「ネイビーシールズ」の主題歌である。TBS系列のクイズ番組「世界ふしぎ発見!」のエンディングテーマにも起用されていたので、知っている人相当いるはず。イントロも「ドーン!」とリバーブを効かせていて、AORピアノに、シャウト気味のヴォーカル。ボーカロイドっぽい曲が蔓延しているこの現代には見られなくなったアレンジが、平成生まれにはとても新鮮に感じるのはなぜだろう。

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