フュージョンドラマーのトニーウィリアムスを聴いてみる
今回はフュージョンドラマーのトニーウィリアムズを紹介する。
フュージョンドラマーの先駆け
1960年代からマイルスデイヴィスグループのジャズドラマーとして活動しており、1969年、マイルスデイヴィスの「In a Silent Way」で8ビートを叩き、一躍注目される。マイルスデイヴィスグループから独立後は、ギターのジョンマクラフリン、オルガンのラリーヤング、ベースのジャックブルースらとともに「Lifetimes」を結成して、クロスオーバー、フュージョンを開拓していった。1997年、心臓発作により帰らぬ人となった。
川崎燎らをほったらかしてヨーロッパへ失踪
1975~1976年頃、トニーはギタリスト川崎燎を新しい「Lifetimes」のギタリストとして招聘し、ベーシストのダグローチとともに2か月間セッションをしていた。しかし、ブッキングの段階になってトニーはヨーロッパへ行ったまま、行方知れずになったという。レコーディングもできないまま、共演の話はお流れになってしまう。結局、帰国したトニーはアランホールズワースをギタリストに迎えて、Lifetimesの活動を再開した。
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