フュージョンギタリストのラリー・コリエルを紹介する。

Free-PhotosによるPixabayからの画像


今回はフュージョンギタリストのラリー・コリエルを紹介する。

マイルスデイヴィスよりも早く、ジャズとロックの融合を試みる

ラリー・コリエルは、1965年にフリースピリッツを結成、1967年にはデビューアルバム「アート・ロックの夜明け (Out Of Sight And Sound)」をリリースする。

バーズなどの当時のサイケデリックロックの影響が見受けられるが、メンバーの大半がジャズを経験していたことから、アルバム全体にジャズの要素がふんだんに盛り込まれている。マイルスデイヴィスが1960年代後半にエレクトリックジャズを始める以前から、ジャズとロックの融合を試みた先駆的なバンドとして評価されている。

1967年にフリースピリッツを脱退したラリー・コリエルは、1969年にアルバム「レイディ・コリエル」でソロデビューする。

アコースティックギターの名手でもある。

1975年にスティーブ・カーンとの共演がきっかけになり、1980年代半ばまでジョンスコフィールドやジョー・ベックなどと共演するなど、アコースティックギターでの演奏がメインとなる。

やはりアコースティックギターに持ち替えてもラリー・コリエル節は健在。スティーブ・カーンとの緩急織り交ぜたギタープレイは他の追随を許さないほどの迫力を持っている。

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