追悼 渋谷系アーティストの片岡知子の代表曲を聴いてみる。
こんちは、NULLだよ。
先月、ミュージシャンの片岡知子が51歳で逝去されました。
彼女はinstant cytronのボーカル兼キーボードを担当、
1995年にシングル「SEE FOR MILE」でメジャーデビュー。
近年はNHK Eテレで幼児向け番組「みいつけた!」などで楽曲提供をしていた。
彼女が所属している音楽制作プロダクションのマニュアルオブエラーズのホームページ。
manual of errors artists
今回は片岡知子のディスコグラフィーについて紹介する。
まずは彼女が所属しているinstant cytronの楽曲「SEE FOR MILE」。
小さいころにどこかで聴いたことがあるような。
彼女のウィスパーボイスが深く心に染み入る。
あの頃に帰りたい、そんな風に思わせてくれる楽曲である。
もう一曲はこちら。
片岡の歌声は椎名林檎を彷彿させるところがある。(椎名林檎は1998年にメジャーデビューしている。)
しかし、片岡の歌う曲はどこか子供に絵本の読み聞かせをするお姉さんをイメージする。
彼女が子ども好きなのかはわからないが、のちに子供番組の曲を作るくらいだから納得はいく。
少し尖っているものの、同時期にインスタントシトロンに近い音楽性を持ったバンドとして「Swinging Popsicle」というバンドがいる。
次の曲はアニメ「たまこまーけっと」のサウンドトラックから「もち蔵のテーマ」です。
渋谷系サウンドを存分に活かしてるね。
渋谷系アーティストがアニメやドラマの劇伴に携わっているケースは結構多くて、元ピチカートファイヴの鴨宮諒さんはドラマ「ナースのお仕事」、ROUNDTABLEはアニメ「それでも町は廻っている」などのサウンドトラックを手掛けている。
ROUNDTABLEに関するブログ。
51歳、まだお亡くなりになるには早い年齢。
おこがましいですが、この記事を通して片岡知子の魅力を多くの人に感じていただければ幸いです。
ご冥福をお祈りいたします。