フュージョンギタリストのハイラムブロックを紹介する
今回はフュージョンギタリストのハイラムブロック(Hiram Bullock)を紹介する。
24丁目バンドで人気ギタリストに
1970年代後半、ハイラムは、バンド仲間のウィル・リー、クリフォード・カーター、スティーブジョーダンとともに「24丁目バンド」を結成する。バンド名の由来はメンバー全員がマンハッタンの24丁目界隈に暮らしていたからだそうだ。
24丁目バンドは、日本コロンビアの企画で1979年に「24th Street Band」をリリースする。また、同年には郷ひろみのアルバム「Super Drive」で共演している。主にニューヨークで活動していたが、日本での人気が高く、1981年には来日ライブが実現している。しかし、同年にバンドは活動停止になる。
ビリージョエルやボブジェームスのレコーディングに参加
1977年にリリースされたビリージョエルの名盤。M1、M2、M3はCMなどで聴いたことがある人は多いのではないだろうか?ハイラム・ブロックはこのアルバムで力強いカッティングギターを披露している。ちなみにM9はChage&Askaの「心のボール」の元ネタになっていると思われる。
ソロアルバム
1986年リリースのソロアルバム「From All Side」。他アーティストとのレコーディングでは、カッティングやリズムギターに徹しているが、ソロではロックな彼の多彩なプレイが惜しみなく披露されている。