ボブディランの「My Back Pages」を聴いてみる。
シンガーソングライター・ボブディランの「My Back Page」を知っているだろうか?
洋楽ファンじゃなくてもたいていは知っているだろうこの曲は、半世紀以上にわたって色んなアーティストにカバーされてきた。
実はボブディランのオリジナルよりも、サイケデリックバンドの「バーズ」のカバーが一番好きである。彼らは他にもボブ・ディランの「ミスタータンブリンマン」やピートシーガ―の「Turn!Turn!Turn!」などをカバーしている。いずれの曲も本家よりも有名になっている。バーズは本当にアレンジのセンスがいいバンドである。
ジャズピアニストのキース・ジャレットによる「My Back Page」のカバーである。
はじめてこの曲を聴いた時大きな衝撃を受けたのを覚えている。
ボブディランやバーズの粗々しいサウンドに対して、キースジャレットはみずみずしく軽やかな音色を奏でてている。
俺の場合の最初の「My Back Page」体験はキースジャレットから。この時ボブディランの歌だということは全く知らなかった。
そして次に聴いたのがバーズのカバー、そして最後にボブディランのオリジナルにたどり着いた。
キースジャレットバーズ
ボブディランという順である。
ロックからジャズまでフォロワーがいるボブディランは今でいう音楽界のインフルエンサーだったのだ。(公民権運動のさなか、象徴のように扱われて内心うんざりしていたそうだが。)
3曲ともぜひ聴き比べてほしい。
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