オルタナティブロックバンド ニューラディカルズの「You Get What You Give」を聴いてみる。


PexelsによるPixabayからの画像

こんちわ、NULLです(^^♪
今回はアメリカ大統領ジョー・バイデンと副大統領カマラ・ハリスを結び付けた伝説のロックバンド・「ニューラディカルズ」の「You Get What You Give」について紹介する。
ようやくトランプが政権の座から追われ、1月20日にバイデンが大統領、ハリスが副大統領に就任した。その就任式にあわせてニューラディカルズは1日限りの再結成するというニュースが目に入った。
ニューラディカルズ? 一体誰?
とりあえず、Spotifyで聴いてみたらなかなかの名曲だった。(歌詞を読むと現代社会の諸問題へのグレッグなりの反骨精神が込められている。そして最後になぜか特定の人物を名指しでこき下ろす内容もある。)
実はバイデンとハリス両者は、この曲に深い思い入れがあるという。
ニューラディカルズ再結成のニュース↓
ニュー・ラディカルズ、ジョー・バイデンとカマラ・ハリスの就任式で22年振りに再結成
ニューラディカルズは1997年にグレッグ・アレクサンダーによって結成されたオルタナティブロックバンドである。実質グレッグのワンマンバンドであり、彼以外に正式メンバーはキーボーディストのダニエル・ブリセボワぐらいだった。



唯一のアルバム「Maybe You’ve been Brainwashed Too」に収録されているデビューシングル「You Get What You Give」は、カナダ、ニュージーランドのチャートではトップに輝き、イギリスでは最高位5位、アメリカでは最高位36位を記録した。

このアルバム全体の特徴は、ジャンルはオルタナティブとはいえ、ニルヴァーナやレディオヘッドにあるようなクセ強めの要素はあまりなく、フォーク、ソウル、ファンク、シティポップスの要素もあって、良質のポップミュージックとしても楽しめる内容となっている。
とにかくバックのダニエル・ブリセボワのキーボードのリフが秀逸で、特にファンクロック調の「Mother We Just Can’t Get Enough」は必聴である。彼の存在がグレッグの放つ刺々しさをいい具合に中和している。
しかし、グレッグは商業主義にうんざりしていたらしく、今作を1枚だけ残して解散してしまう。それでも2020年になってもフォロワーは絶えなかったのだから、凄いとしか言いようがない。
個人的な話になるが、俺はあまりオルタナティブは聴くことはない。ブラーやレディオヘッドは少し聴いたが、このジャンル自体あまり好きになれなかった。でもこのアルバムは絶対おすすめする。
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