フュージョンギタリスト安藤まさひろって誰?

PexelsによるPixabayからの画像


今回はT−SQUAREのリーダーでギタリストの安藤まさひろを紹介する。

2021年を最後に引退することが決まったことがニュースになり、これがきっかけで彼のことを知った人は多いのではないか。

なので、ほんの一部ではあるが、彼のディスコグラフィーを紹介できればと思う。

T-SQUAREのギタリスト安藤まさひろの代表曲

TOMORROW’S AFFAIR

三浦友和主演のTBS系列ドラマ「突然の明日」のテーマ曲。この曲が収録されている「ROCKOON」はスクエアがロックを基調としたポップインストゥルメンタルに方向転換した記念碑的アルバムである。

TRUTH

言うまでもなく、T-SQUAREの代表曲中の代表曲。元々はF1のテーマ曲を想定して作曲されておらず、フジテレビが後に「TRUTH」を採用。F1のイメージとしてあまりにぴったりすぎて、幸か不幸かファン以外の間では、F1=TRUTH=T-SQUAREという固定観念のようなものが出来てしまったように思う。

安藤まさひろのソロ1stアルバム「MELODY BOOK」

1986年にリリースされた1stソロアルバム。このアルバムのイメージをざっくりと言うと、角松敏生とリーリトナーを足してそこに安藤のギターで割った感じ。特に「SMART BUNNY」は初期の久保田利伸を思わせる打ち込みっぽいドラム(ちなみに久保田利伸はこのころにデビューしている。)。もしくはT-SQUAREの「S・P・O・R・T・S」の「DROP GOAL」の進化系と言ってもいいかもしれない。


グランツーリスモテーマ曲「MOON OVER THE CASTLE(KNIGHT’S SONG)」

オリジナルではないけれど。

 

こちらはT−SQUAREバージョン

 

コンサドーレ札幌テーマ曲でもある。

安藤を語る際、T−SQUAREの「Truth」や「FACES」と同じくらい切り離すことの出来ない代表曲である。
道産子にとっては、コンサドーレ札幌のテーマ曲としても馴染みが深い。(安藤作曲であることは後で知った。)

「MOON OVER THE CASTLE(KNIGHT’S SONG)」は、安藤のどの曲よりも限りなくハードロックである。彼はフュージョンギタリストとは言うが、音楽のルーツは間違いなくロックである。

1983年のT-SQUAREの「HELLO GOODBYE」の「BARBARIAN」はTOTOのスティーブルカサー張りのギターソロを展開している。



アークザラッドサウンドトラック

アークザラッドシリーズは初代から新作まで安藤がサウンドトラックを担当している。(肝心のゲームは、6時間あれば余裕で全クリできるという内容で「中身が薄い」と誤解されて、ゲーマーから酷評の嵐だったとか。当時幼稚園だったから知らんけど。)

「ん?最初の曲はスクエアらしき要素が全くないぞ。しかもこの感じRPG音楽の王道だぞ?」と拍子抜けしていたが、「アーク」や「戦闘1」あたりでだんだんとフュージョンっぽくなってきた。「戦闘2」は本田雅人がEWIで吹いていそうな曲。他にもスクエアな感じの曲があるので聴いてみてほしい。

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