フュージョンバンドのジェフ・ローバー・フュージョンを聴いてみる
今回はフュージョンバンドジェフ・ローバーフュージョンを紹介する。
ジェフ・ローバーはソロでも作品をリリースしている。
また、彼は作曲家、プロデューサーでもあり、マイケル・フランクス、リチャード・エリオットなどをプロデュースした。
Rain Dance
アリスタ移籍後の3rdアルバム「ウォーター・サイン」の代表曲。
ジェフ・ローバーによるスムースなシンセのバッキングとフリューゲルホルンのフレディーハバートのメロディーがなんとも哀愁を誘う。
ジェフローバーはバークリー音楽院時代にジャズを学び、ビルエヴァンズに多大な影響を受けたが、ジェフローバーの音楽は誰にも似てない唯一無二のものだった。
Kenny Gのプロデューサーとして活躍
天才サックスプレイヤー・ケニーGのデビューアルバム。彼に活躍の場を与えたのは外ならぬジェフ・ローバーである。このあとケニーGはサックスプレイヤーとしては異例のモンスター級のヒットを生み出していく。しかし、良くも悪くも革新的な彼は、同業者からの批判にさらされることもしばしばだった。
このほかにも、リチャードエリオットやアートポーターなどのサックスプレイヤーがジェフローバーのプロデュースによりデビューした。
AORの大御所とタッグを組む
マイケルフランクスのアルバム「Blue Pacific」。
このアルバムにはジェフローバーはもちろん、名プロデューサーのトミーリピューマやスティーリーダンのウォルターベッカーもプロデューサーとして参加した。
さらに驚きなのは、ギターにはラリーカールトン、アルトサックスにイエロージャケットのマークルッソ、ピアノにクルセイダースのジョーサンプルなどフュージョンの大物をしれっと集めてきたことだ。もうこういう豪華なアルバムはできないだろうな。
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