バートバカラック ニューヨークシティセレナーデなどの屈指の名曲4選

Ri ButovによるPixabayからの画像 こんにちは、NULLです。 今回は、バートバカラックについて紹介する。 バートバカラックの代表曲を聴いてみる 「雨にぬれても」 京王電鉄のCMでもこの曲が使われていたし、昔からいろんなCMで使われていた。 このコロナ禍にあって、この曲の歌詞がこんなに身に染みることは今までなかったなとつくづく思う。 あえて自殺・政府の腐敗・不寛容・対立・紛争、嫌なニュースを避けても、これでもかと降ってくる雨のごとく避けられようがなく、気にしまいとしても漠然とした不安が頭をもたげる毎日。 おいらは自由だから、心配することはないんだ。 そう言える日が早く来ることを祈ろう。 「小さな願い(I say a little prayer)」 最初に「小さな願い」を聴いたのは4年前のこと。ジャズギタリストのウェスモンゴメリーがこの曲をカバーしていたのだが、バートバカラック作曲だとはその時は全然知らなかった。 実はこの「小さな願い」は意外なジャンルからもカバーされている。 例えばこのバンド。 The James Taylor Quartet 「I Say A Little Prayer 」 「Love Will Keep Us Together」のヒット曲で知られるアシッドジャズを代表するバンド。   「Look of love」 ピチカートファイヴの小西康陽も初期のアルバムでバカラックを意識していたと思われる。 ピチカート・ファイヴ「誘惑について」 オリジナルラヴの田島貴男がピチカートファイヴでボーカルをしていた頃の楽曲。田島のボーカルが妙に色っぽく、オーケストレーションもホーンセクションも完成度が高かったものの、収録されていたアルバムの評価はあまり芳しいものではなかった。 ちなみに田島貴男もバカラックをこよなく愛している。  さて、バカラックと言えば、10年くらい前、田島貴男さんに話をきいたときのことを思い出す。オリジナル・ラヴでとくに好きな曲はいろいろあるけれど、ぼくは「フレンズ」という曲がむかしからずっと好きなので、いい曲ですね、とそのことをお伝えすると、田島さんがメロディーの話をしてくれた。ちなみに、この曲の作詞は木原龍太郎で、作曲が田島貴男である。 「メロディーがいいですね。でも、まだ下手です。聞こえはいいけど、2オクターヴくらいあんの」と、田島さんは言った。「バカラックがすごいのは、みんなが歌える。ビートルズもビーチボーイズもそうですけど。誰でも歌える音域で、口ずさめるようにちゃんとつくってある。天才ですよ。これが作曲家だと思い知らされる」と。 出典:青澤隆明 エイプリル・フール、そして、プライマル。-バート・バカラックとオリジナル・ラヴ medici.tv japan 2020.4.1   「[They Long To Be] Close To You(遥かなる影)」 カーペンターズへの提供曲です。CMでも使われているので、リアルタイム世代ではない方もよく耳にしているのではないか。 「ニューヨークシティセレナーデ(Best […]

フュージョンギタリスト松原正樹が参加した、松原みきの「真夜中のドア」を聴いてみる

こんちは、NULLだよ(^^♪今回は、フュージョンギタリスト松原正樹が参加した松原みきの代表曲「真夜中のドア」について特集するよ。最近はこの曲が東南アジアのチャートを賑わせているよ。松原みきに関するニュース。 では聴いてみよう。 とても笑顔のまぶしい綺麗な方。でも残念ながら2004年に若くして亡くなってしまった。小気味よく鳴る松原正樹のリズムギターと終盤のソロは、まさに70年代のAORのお手本と言えるくらいで、この曲に爽やかさな彩りを添えている。それに対して松原みきも負けておらず、ソウルフルな歌声を披露している。実はシティ・ポップス好きを公言していながら、今までこの曲を聴いたことがなかったから、とても恥ずかしい限り。作詞は三浦徳子、作曲・編曲は林哲司。↓林哲司に関する記事 この「真夜中のドア」が収録されているアルバムの「POCKET PARK」にはサイドAにギター松原正樹や後藤次利(後にとんねるずの「野猿」の曲を制作)、サイドBにキーボード井上鑑やギター今剛など、そうそうたるメンバーが収録に参加している。(ちなみに松原正樹と今剛はフュージョンバンドのパラシュートのメンバー。)後藤次則に関する記事 松原正樹に関する記事 最近は、山下達郎や竹内まりやなどの名曲がフランスを中心に聴かれている。というか海外の人の方が日本人よりも日本のシティ・ポップスを知っているってけっこう皮肉だよね。とはいえ、シティ・ポップスを聴いていた俺としては嬉しいし、郷ひろみの「入り江にて」とか廃盤になっているものもあるから、注目されてこなかった曲が見直されるといいなと願うばかり。